年代によって分かれるとは思いますが、山口百恵さんという歌手がいたことをご存知でしょうか?伝説の歌姫とも言われる山口百恵さんは中学生でデビューしていますが、森昌子さんに憧れて受けたオーディションでは、結果を聞く前に山口百恵さん自身も合格するのがわかっていたというほどの自信もすでに持ち合わせていたようです。
本人の予想どおり20社からオファーを受けるという驚きの結果。歌から活動を始めた彼女ですが、他の面でも才能を発揮し、デビュー後2年目の1974年には女優としても世間から認められます。そんな才能あふれる山口百恵さんが芸能界を去ったのは1980年。芸能界デビューからわずか7年半ほど。そんな彼女の家族について今回はまとめてみました。
山口百恵の旦那は三浦友和?
山口百恵さんの芸能界引退は21歳。きっかけは年ごろの女性にとっては当時は普通の流れでした。1979年の10月、山口百恵さんはリサイタルで「私が好きな人は、三浦友和さんです」と、三浦友和さんとの恋人宣言を突如発表しました。その後も「結婚を前提にして付き合っています」と記者会見で語るなど、交際を発表してからは結婚まで一直線です。
(画像添付元:あのころの)
三浦友和さんは当時は今で言うイケメン俳優。そして2人が初めて共演したのはCM撮影なのだそうです。しかしその後もドラマ等で共演することも多く、交際に発展したのだとか。引退直前の同年9月に刊行された自叙伝『蒼い時』にはかなり赤裸々につづられているらしく、発売から1か月で100万部突破、12月までには200万部を超える大ベストセラーになりました。なんにしても注目を集める二人だったようです。
山口百恵と旦那(三浦友和)の現在の年齢は?
そんな山口百恵さん、三浦友和さんご夫婦はいまでも仲良し。月に一度はデートするという約束をっずっと守っているとの事で、度々週刊誌にも激写されていたりします。
(画像添付元:HACHI)
山口百恵さんの手記によると、三浦友和さんの最初の印象は「ぶっきらぼうな人」という事でした。トップアイドルに対してのそんな態度に、強く印象に残ったのだそうです。お付き合いが進んで結婚することになっても、三浦友和さん自身は、才能のある山口百恵さんに家庭に入ってほしいとは思っていなかったそうです。
ですが山口百恵さんの引退は、ご本人が強く希望し、三浦友和さんやご家族を支える事を選んだ結果なのだそうです。そんな彼女に感謝しての約束でもある月1デート。微笑ましいご夫婦ですね。そんな山口百恵さんは現在62歳、三浦友和さんは69歳。結婚から41年経った今も仲良く過ごしているそうで、とても微笑ましいですね。
山口百恵と旦那(三浦友和)の息子は俳優とバンド歌手?
そんな山口百恵さんと三浦友和さん夫婦には、結婚後にお子さんにも恵まれています。百恵さんは結婚後に作詞活動もしていたため、「芸能界に復活するのでは?」と期待され、ただでさえ伝説の歌姫とイケメン俳優の家庭なので、暫くは記者に追いかけられていました。
(画像添付元:kidの百恵ブログ)
こうして子連れの姿もばっちり撮られていますが、実はこういう事が多発したため人権擁護局に助けを求めたり、度が過ぎるカメラマンに対し平手打ちをした過去もあります。家族構成としては写真の通り、二人の息子がいます。2人とも芸能界で活躍しており、長男はアーティストであり俳優、そして次男は俳優、という構成。素敵な親を見て、純粋に憧れの職業だったのかもしれませんね。
山口百恵と旦那(三浦友和)の長男は祐太朗?
山口百恵さんの長男は三浦 祐太朗さんといい、ロックバンドのヴォーカリストをしていました。バンド自体の活動は2008年にデビューし2010年。現在はバンド自体は活動休止中ですが、バンドの活動休止後もソロで活動をしたり、舞台にも出演。母親である山口百恵さんの歌のカバーアルバムを出すなど、歌手として着実にキャリアを重ねています。
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更に2020年10月20日、生まれ育った国立市から国立市観光大使を委嘱され、その活動もしています。コロナ禍ではありますが、「三浦祐太朗 Live Tour 2020-2021 “Blooming Hearts”」も完遂し、しっかりと活動できているようです。
山口百恵と旦那(三浦友和)の次男は貴大?
山口百恵さんの次男は三浦 貴大さんといい、俳優さんです。デビューは2010年、お兄さんと違って俳優のみで、アーティスト的な活動はしていませんが、実は学生時代にはお兄さんとバンドを組んでいたという話もあります。
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デビューに関しては、父親である三浦友和さんに相談し、デビュー作も決まったそうです。『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』でデビューした際は、その演技が評価され、第34回日本アカデミー賞新人俳優賞と第35回放置映画賞新人賞を受賞しています。
華々しい映画デビューと共に「リポビタンD」のCMの16代目CMキャラクターに起用されるなど一機に注目を集めます。その後もドラマや映画に引っ張りだこで、今や売れっ子俳優さんです。
山口百恵は伝説の歌姫?
飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍していた山口百恵さんですが、その活躍の終わりへの幕開けはとても静かに始まったのだそうです。所属事務所であったホリプロの創設者・堀威夫会長が語ったのは
「百恵自ら“相談がある”と連絡があり、私と幹部で面会した。友和君との結婚の話だとは察知していましたが、同時に“引退したい”と言ってきたのは想定外。本当に驚きましたが、固い決意を感じ、承諾しました。ただ、引退はトップシークレットにしました」
という、当時の山口百恵さんが固い決意をしてお付き合いをされていたという事実でした。
(画像添付元:かばの日記)
こうして引退までの間も芸能界を駆け抜けていった山口百恵さん。日本武道館でのさよならコンサートは、いまでも語り継がれています。その一つとして歌唱終了後、ファンに深々と一礼をした山口百恵さんは、マイクをステージの中央に置いたまま、静かに舞台裏へと立ち去ります。この「最後にマイクを置く」という演出は振付担当の西条満さんの発案で、今では伝説的なアクションとして語り継がれ、さまざまな番組などで真似されています。
山口百恵さんの芸能人としての活動はわずか7年半ほど。ですが引退までにシングルは31作の累計で1,142万枚、1970年代に最もレコードを売り上げた歌手と言われています。そういう実績と、引退コンサートの印象的な幕引きにより伝説の歌姫と言われています。
山口百恵さんのまとめ
今回は山口百恵さんの家族、プライベートについてまとめてみました。しかし、ご本人もですが、家族も輝かしい芸能界人生を歩んでいてまぶしいくらいですね。母親も父親も大スターな上に、息子さん達もしっかりと活躍中。伝説の歌姫を家族に持った三浦友和さんや息子さんたちは、いったいどんな気持ちで母親を見ていたんでしょうね。大スターも普通の母親だったのでしょうか。今後も家族丸ごと有名人な三浦家に注目ですね。
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