坂本スミ子さんは１９３６年１１月２５日生まれで、２０２１年１月２３日に脳梗塞のため熊本市の病院で亡くなられました。８４歳でした。
画像出典元：朝日新聞
坂本スミ子さんはラテン・歌謡曲の歌手であり俳優として活躍されてきました。そんな坂本スミ子さんの私生活はちょっと波乱万丈なので、今回は坂本スミ子さんの結婚や旦那さんについて詳しくご紹介していきたいと思います。
坂本スミ子ん旦那(夫)は演歌歌手？
坂本スミ子さん１９６４年に映画評論家で司会者だった栗原玲児さんと結婚されました。栗原玲児さんは１９６４年４月～１９６８年３月までテレビ朝日の「モーニングショー」のサブ司会者を務めており、さらに１９６６年～１９６９年までフジテレビの「スター千一夜」のインタビューやバラエティー番組での司会者として活躍されていました。
しかし、お二人は結婚してわずか４年後に離婚されています。そしてこの離婚が泥沼離婚と言われているのです。離婚の際、お二人は揃って離婚会見を開きましたが、この会見が大きな騒動へと発展することになりました。
気になる会見の内容ですが、離婚の理由がお互いにまったく違うのです。元夫の栗原玲児さんは離婚の理由について「坂本スミ子が一切家庭を顧みないことが原因だ」と発言されまた。この発言を聞いた坂本スミ子さんは反論することもなく、黙って聞いているばかりで特に反論することもありませんでした。これが本当の離婚の原因かと思われたのですが、、。
翌日に事態は一変します。坂本スミ子さんは報道陣の前で「栗原玲児は同性愛者でレス状態だった。一生懸命尽くしたけど夫婦の溝が深くなるばかりだった。」と泣き崩れたのでした。まさかのカミングアウトによって報道陣も驚きを隠せないようでした。誰も想像していない理由だったため大きく報道されることとなり、栗原玲児さんに対するイメージも大きく変化したのではないでしょうか。
栗原玲児さんは人気司会者だったので、報道陣だけでなく視聴者の方も衝撃的なニュースだったのではないかと思います。そして、これに対して今度は栗原玲児さんがまさかの沈黙を貫いのたです。
もし事実と違っていたならば反論したり何らかのコメントを出すと思われていたので、沈黙を貫く栗原玲児さんにますます同性愛者というイメージがついてしまったようです。この一件は大きな騒動となり、あらゆる憶測も広がりました。
しかし、栗原玲児さんは後に料理研究家の栗原はるみさんと再婚されていて、さらにお二人の間にはお子さんが生まれたのです。栗原玲児さんは、もし反論したらさらに大きな事態になることを想定して黙っておられたのかもしれませんね。ですが、坂本スミ子さんがいったいなぜこのような発言をしたのかの真相はお二人にしかわかりませんね。
坂本スミ子の旦那(夫)は医師？
坂本スミ子さんは元夫と離婚後、皮膚科医の石井禮次郎(れいじろう)さんと再婚されています。石井禮次郎さんは皮膚科医専門医学博士で、美容皮膚科を立ち上げられています。
お二人は坂本スミ子さんが歌手として低迷しているときに営業周りで熊本のキャッバレーで歌っていたときに出会ったそうです。坂本スミ子さんが石井禮次郎さんの謙虚さや知性に惹かれて再婚に至ったと言われています。
そんな石井禮次郎さんですが、かなりすごい方なんです。なんとマックスファクターの化粧品ブランド『SK-II』の開発にも携わった方で、マックスファクター株式会社の顧問医もされていたんです。とってもすごい方ですよね。まさに美容皮膚科のプロで、坂本スミ子さんのお肌がきれいだったのも関係しているのでしょうか。
女性にとってお肌はとっても大切で、お肌の悩みはいくつになっても尽きませんよね。現在もSK-llは女性から人気を集めており、ちょっと高級なイメージがありますが、評価もかなりいいです。多くの女性に愛されている基礎化粧品と言えるのではないでしょうか(^^♪そんな素晴らしい化粧水を世に生み出した石井禮次郎さんですが、２０１４年に病気のため他界されています。
坂本スミ子の旦那(夫)の浮気相手は演歌歌手？
坂本スミ子さんと再婚された旦那さんですが、実は超有名な演歌歌手と不倫していたとの情報があるようです。その方はとっても有名な方らしく、紅白歌合戦にも出場されたことがあるそうです。ただ、お相手に関しては詳しい情報は出ておらず、詳しいことは明らかになっていません。
坂本スミ子の旦那(夫)の名前や画像は？
坂本スミ子さんの旦那さんですが、最初にご結婚された栗原玲児さんの画像はこちらです。
画像出典元：朝日新聞
そして、栗原玲児さんと離婚し再婚された皮膚科医の石井禮次郎の画像はこちら。
画像出典元：女性のための美容と健康の最新ニュースをお届け！
お二人とも貫禄のある方ですよね。ダンディーな感じです(^^♪
坂本スミ子の楢山節考と歯？
楢山節考という深沢七郎さんの短編小説をご存じでしょうか？１９５６年１１月に『中央公論』で発表され第一回中央公論新人賞を受賞し、映画化した作品です。
１９８３年にはカンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞しました。そしてこの作品に坂本スミ子さんが主演を務め、その迫真の演技が大きな話題となったのです。出演当時坂本スミ子さんは４５歳だったのですが、演じる役の年齢はなんと７０歳！！
楢山節考は姥捨て山が題材の映画で、貧しい村の掟で口減らしのために老人は７０歳いになったら山に捨てられることになっていいるというもの。坂本スミ子さん演じる「おりん」はとても元気だったのですが、それを恥ずかしく思ったため自ら前歯を砕いて息子に山に連れていくようにと頼むというもの。
４５歳の坂本スミ子さんにはかなり無理がある設定のように感じますよね。しかし、坂本スミ子さんは７０歳の老婆を４５歳という若さで見事演じ切りました。その驚きの方法は役作りです。よく俳優さんや女優さんが役作りのために体重を増減させたり髪をバッサリ切ったり、ひげを伸ばしたりして挑まれていますよね。ですが、坂本スミ子さんはなんと前歯を４本も削ってしまったのです！！！
おりんと同じく、前歯を自ら削ることでどうみても７０歳の老婆にしか見えなくなったのです。ちなみに、おりんを演じる坂本スミ子さんの画像はこちらです。
画像出典元：こいもうさぎのブログ
どこからどう見ても４５歳には見えませんよね！！役のために歯を抜くなんてすごい気合いです。このような努力があったからこそカンヌ映画祭最高賞のパルムドールを受賞されたのかもしれません。
坂本スミ子さんのまとめ
ということで、今回は坂本スミ子さんについて詳しくご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？坂本スミ子さんは２０２１年２月に倒れ、熊本市内の病院に入院し治療を受けられていましたが、残念ながら回復することなく息を引き取られました。
実は２０１９年にも脳梗塞になっていて、そのときは後遺症もほとんどなく３か月ほどで復帰されています。歌手活動はライブハウスなどで続けておられたようで、ほかには１９９６年から２０１７年まで熊本市にある聖母幼愛園と聖母幼稚園で延長を務められていました。
歌手活動との掛け持ちはとっても大変だったと思われますが、坂本スミ子さんは「体力が続く限り頑張りたい」と語っておられたそうで、その言葉通り最後までパワフルに活躍されていたことがわかりますね。多くの方に愛されていた坂本スミ子さんのご冥福を心よりお祈りしております。
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